打ち放しコンクリートの面に小さな穴が開いていると思います。
その穴ができる仕組みをご紹介します。

建物を作る際、木の型枠を組んでその型枠の中に硬化してないコンクリートを流し込み、作っていきます。
コンクリートを流し込む際に大きな力がかかるため、型枠が外にはまらないようにセパレータという道具で押さえます。
打ち放しコンクリートにできる穴はセパレータの跡になります。


打ち放しコンクリートにもいろいろと種類があり、
その中で本実(ほんざね)型枠という、コンクリート打ち放し工法があります。
型板を押し付けて施工をします。

本実加工の打ち放しコンクリートは、木目の美しさと上品さを活かし安心感を演出でき、
どんな壁にも高級感をあたえられ、落ち着いた木目調はデザインしやすいというメリットがあります。