打ち放しコンクリートのメンテナンス方法

デザイナーズと呼ばれるマンションや一戸建ては、打ち放しコンクリートの外壁である場合も少なくありません。

外観がお洒落であるだけではなく、木造とは異なりコンクリート造であるがゆえに大空間が可能となります。

さらに、防音面や耐火面でも非常に機能性に優れてるという特徴があります。


多くのメリットがある反面、打ち放しのコンクリート住宅は、3年〜5年という年月をかけてゆっくりとコンクリート内の水分が蒸発していきます。

ゆえに、家の中に湿気がこもりやすくなります。そもそもコンクリートという素材は、砂や砂利をセメントと水の化学反応で硬化させる建材であり、ゆっくりと余剰分の水分が抜けていくようになります。

コンクリートの特性として、雨染みやカビなどの汚れがつきやすく、経年劣化で黒ずんできます。

打ち放しコンクリート住宅の劣化を防ぐメンテナンスについては、光触媒フッ素コーティングの塗装剤を、数年のサイクルで塗装し直すというメンテナンス方法となります。