頑丈で長持ちというイメージがありますがそれは間違えです!
コンクリートは酸に弱く、水や汚れを吸いやすいのです。
どんなに頑丈でもメンテナンスをしなければ新築から3年で劣化が始まります。

劣化の原因としくみ
劣化する原因は大きく分けて2つあります。


1.中の鉄筋が錆びてしまうこと
2.コンクリートそのものが劣化してしまうこと



鉄筋が錆びる理由
海から飛んでくる潮の粒に含まれている塩化物イオンがコンクリートの劣化の原因となるのです。
塩害もこの原理で起こってしまいます。
またコンクリートのアルカリ性が二酸化炭素により失われてしまうと鉄を錆から守っている膜が壊れてしまいます。



コンクリート自体が劣化する理由
セメント中の成分が長期にわたり化学反応を起こし異常膨張をおこします。
その結果不規則なひび割れが発生して劣化していきます。
またコンクリートが温暖の差を何回も経験することで、徐々にコンクリートの組織が傷んでいく劣化があります。

とても簡単にわかりやすく説明してみました。
省略した箇所もあります。
こちらのページで詳しい劣化の仕組みについて書いています。
ご覧ください。
http://www.sai-finish.net/gallery/gallery_list-1504-6762-1.html

マンガでわかるコンクリート参照