打ち放しコンクリートの部屋は、夏は暑く冬は寒いという傾向にあります。
その理由はコンクリートの熱伝導率が関係しています。
材料の熱の通しやすさは熱伝導率によって決まります。
熱伝導率が低いほど熱を通しにくく断熱性が高くなります。
コンクリートが厚さ55pの場合、木材はたった5pで同じ断熱性能を持ちます。
コンクリートは熱伝導率が高いため断熱性は低いのです。
さらに、コンクリートは壁が厚く熱容量が大きいので一度暖まると冷めにくいといえます。
昼間にコンクリートに蓄熱され、夜は暑くなることが多いです。
まさに、コンクリートジャングルで起こる現象と同じです、コンクリートやアスファルトは、熱しやすく冷めにくのです。