打ち放しコンクリートとは?コンクリートってなんですか?

まずコンクリートの仕組みと歴史についてここに記したいと思います。

コンクリートの歴史は古代ローマの時代からあると言われており、考えると、非常に古くからあるわけですね。

さて、古代の人々は、石灰と火山灰と小石などの粉砕物が水中で非常に強固に凝固しているのを発見しました。

これが人類で初めてのコンクリートです。

現在のコンクリートとは、成分はやや違うでしょうが、凝固するメカニズムは同じです。

古代の美しい建物もほとんどコンクリートで出来ていたと考えると驚きを隠すことをできません。

そして、そんな美しいコンクリートの素材を生かした技法が打ち放しコンクリートだというわけです。

従来のコンクリートというのは、施工した後にタイルを貼り、レンガで装飾するなどしてたてているのが普通ですが、打ち放しはそのままの地で完成します。

その為非常に表面の傷などに気をつかうとても難しいものとなっています。

だからこそ完成した時の美しさはまさに古代ローマの宮殿にも匹敵するかのような美しさがあるのです。